
私は若乃花・貴乃花と同世代なので、
彼らが全盛期のころは食い入るように大相撲を見ていました。
人気力士もたくさんいましたね。
曙、武蔵丸、貴闘力、安芸乃島、琴錦、舞の海、智ノ花、
他にも個性的で魅了される力士がたくさんいました。
幕内以上の力士は全員知っていましたね。
九州場所も行ったことあるのですが、
当時の人気は凄まじく、一般で升席を買うために、
学生だった私は友達と交代で3日並びました。
私達より先に並んでいるのはほとんどがダフ屋が雇っているアルバイト。
そんな時代だったんですね。
貴乃花が引退してからほとんど相撲を見なくなり、
モンゴル勢が台頭してきてから、ほぼ見なくなりました。
現在でもそれが続いています。
横綱ぐらいは分かりますが、大関も全員は分からないです。
以前に比べたら信じられないですね。
そんな中、2016年初場所で琴奨菊が優勝しました。
日本出身力士(日本人力士と言わないのは、モンゴル出身の旭天鵬が
日本国籍を取得しているため)では10年ぶりだそうですね。
結婚も重なり、大きく報道されて盛り上がりました。
これで今場所優勝でもすれば文句なく横綱に上がれるため、
さらに相撲人気が復活することでしょう。
しかし、昨日の時点で2敗。
ちょっと優勝は難しそうですね。
そもそも初優勝後はお祝いやらテレビ出演やら、
しかも琴奨菊は結婚までありました。
それで十分な稽古ができていないんじゃないでしょうか。
無理もないことです。
昔、霧島という私が好きな大関がいましたが、
初優勝の次の場所では5勝ぐらいしか出来なかった記憶があります。
それに比べれば十分頑張っていると思います。
琴奨菊一人で相撲人気を回復させるのは難しいでしょう。
他の日本人力士が見習って這い上がってきて欲しいものです。