千羽鶴
出展:storys.jp

 

熊本地震発生から2週間が経過しました。ライフラインも復旧し始め、自宅に戻れるようになった被災者も増えてきたようですが、まだまだ避難所生活を余儀なくされている被災者が多くいます。

 

避難所には全国からたくさんの支援物資が届けられ、現地では仕分けが行われてから必要なものを被災者へ届ける体制となっています。

 

しかし、送られてきた物資の中には被災者へ届けられないものもあります。

 

「古着」、「賞味期限の短い食料」、「千羽鶴」、「寄せ書き」などなど。

 

「気持ちは有難いけど処分に困る」と、阪神大震災や東日本大震災でも指摘されていました。

 

この中でも特に「千羽鶴」に対してネットでは意見が飛び交っているようです。

スポンサーリンク

千羽鶴とは

 

折鶴が最初に文献に描かれたのは、江戸時代中期の1700年に出版された「當流七寶 常盤ひいなかた」の中です。

 

着物の模様として折鶴が描かれているそうです。

 

それまでにも文章で折鶴を表現しているものはありましたが、絵が描いてあるものはなかったそうです。

 

折鶴が千羽鶴になった経緯は不明ですが、千羽鶴は病気で入院している患者へ贈られる習慣がありますね。

 

有名なエピソードとして、第二次世界大戦で広島への原爆投下で被爆した佐々木禎子さんが、自身の白血病の回復を願って折鶴を折り続けたというものです。

 

原爆の子の像
出展:www.yline-w.com

 

このエピソードは世界にも知られることになり、千羽鶴は「平和のシンボル」にもなっています。

 

千羽鶴は病気等で弱っている人を勇気付けるものなので、今回の熊本地震で被災した人たちを元気付けるために贈る人たちがいるのも理解できます。

スポンサーリンク

被災地で千羽鶴は迷惑

 

ところが、被災地では水や食料、毛布など、すぐにでも生活に役立つ物資が必要なため、千羽鶴を送られても迷惑といった声があがりました。

 

ツイッターには「被災地いらなかった物リスト」というハッシュタグも出現し、その中に千羽鶴も含まれています。

 

これに対してネット上では議論が巻き起こっています。

 

「千羽鶴はいらない」に怒る人たち、残念に思う人たち

 

 

「千羽鶴はいらない」に賛同する人たち